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放射光科学研究施設メールマガジン

PFユーザ向け情報
2015年7月 8日

KEK共同利用者支援システム(KRS)にユーザー登録された方に以下の内容のメールマガジンをお送りしました。

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放射光科学研究施設メールマガジン
Photon Factory E-news Vol. 2015.0708
http://www2.kek.jp/imss/pf/
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梅雨空が続いていますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
PF実験ホール入口に用意した七夕飾りへのご協力、ありがとうございました。皆様の願いが叶いますように。。。
ここに、PFからのメールマガジンをお送りします。このメールマガジンは、ユーザーの皆様と各種情報を共有させていただくことを目的として発行しています。この放射光科学研究施設メールマガジンは、KEK共同利用支援システム(KRS)へユーザー登録した放射光関係者にお送りしています。

1.共同利用関係
1−1.加速器運転について
6月30日で、今年度第1期の加速器運転は終了しました。秋は10月からユーザー利用運転開始の予定です。秋のビームタイム配分は、8月下旬から9月上旬までに決定される予定です。ビームライン担当者からビームタイム希望の問い合わせをさせていただきます。
運転スケジュール
http://www2.kek.jp/imss/pf/apparatus/schedule/

1−2.来所・実験の手続き等について(ユーザー登録、必要な書類、安全講習、旅費申請、宅配便、無線LAN、実験終了後の手続きなど)
下記WEBページに詳細を掲載していますのでご参照ください。
http://www2.kek.jp/imss/pf/use/procedure/

1−3.PF一般安全講習について(重要事項です、必ずご確認ください!)
放射光利用実験を安全に効率よく行っていただくために、毎年度、最初の実験前に安全講習を受けていただいております。このうち、「PF一般安全講習ビデオ」につきましては昨秋からWEB上での事前講習となりました。
各年度で、以下二種類の安全講習が必要です。

◯PF一般安全講習>オンラインでの受講
◯放射線安全講習>PFに来てからの受講
(放射線安全講習は、従来どおりPFで受講していただきますので、時間に余裕を持って来所して下さい)

手続きの詳細は、以下のWEBページを参照してください。
http://www2.kek.jp/imss/pf/announce/2015/04/22947.html

「PF一般安全講習」については、事前にオンラインで受講し、各自「合格証・入域手続き申込票」を印刷して持参して下さい。今年度、既に安全講習を受講された方は、改めて受講していただく必要はありません。ただ、入域手続き申込票を兼ねていますので、「合格証・入域手続き申込票」は、来所時に『毎回』印刷して持参してください。

1−4.論文、学位論文、研究成果の登録について
従来からPFを用いた論文、(PFを少しでも利用して記述された大学院生の)学位論文のPFへの登録をお願いしてきました。PF全体としてここ数年ほどの登録数が少なくなっています。また、登録数が極端に少ないビームラインも散見されます。このような傾向がアクティビティの低下と判断されることは、放射光を利用して活発に研究しているコミュニティにとって望ましいことではありません。PFへの積極的な研究成果の登録を、是非、お願いします。現在、KEKではKEK成果管理システムの構築を行っています。論文とともに、招待講演、特許、プレスリリース、Activity Report等の研究成果も登録、申請できるようになります。また、課題申請時に過去の採択課題に関する論文登録が少ない場合(規約:http://pfwww.kek.jp/users_info/pac_application/pac_proc.html)、申請課題に関する評点減点について個別事情を勘案しながらPF-PACで審査を行ってきました。新しいシステムでは、課題申請時に過去の論文登録状況を自動判断しますので、規約に抵触する場合は課題申請時にその対応をしていただくことになります。新しいシステムが稼働しましたら、その旨、WEBページ等でお知らせしますので、今後とも、引き続き、研究成果登録に関するご協力をよろしくお願いします。

2.ビームラインの状況
改造ビームラインの詳細状況は、今後もPF-WEB等でお知らせする予定です。
http://www2.kek.jp/imss/pf/apparatus/bl/
ビームラインの最新整備状況
http://www2.kek.jp/imss/pf/apparatus/blupdate/

3.PF News
Vol.33、No.1が発行されています。PFからの施設報告や最新の研究成果などが記載されています。
http://pfwww.kek.jp/publications/pfnews/index.html

4.物構研 News
No.13 2015年5月号が発行されています。物構研で行われている研究の成果や、共同利用に開放している研究施設の整備状況などが記載されています。
http://www2.kek.jp/imss/news/IMSS-News/

5.第5回物構研特別シンポジウム「物質・生命科学における大学共同利用〜物構研のあり方を問う〜」
2015年7月13日(月)午後に、KEK(4号館1階セミナーホール(メイン会場)/東海1号館324室(テレビ中継))で開催します。物質・生命科学分野における大学共同利用のあり方について議論する物構研特別シンポジウムの第5回目となります。今まで大型研究施設の運営スタイルや利用者の範囲、大学や国立研究所、企業等との連携の在り方、利用制度や人材育成、人事交流等に焦点を置いて、大型研究施設、大学共同利用、物構研のあるべき姿について議論をしてきました。今回は、第4回で提示した「物構研の将来像」を大幅に改訂し、「物構研からの提言」として作成した文章を元に、量子ビームと量子ビーム施設の将来像について議論する予定です。多くの方々のご参加をお待ちしております。
http://www2.kek.jp/imss/event/2015/07/131130.html

6.PF研究会「次世代放射光光源を用いた構造物性研究への期待」
2015年7月27日(月)午後から7月28日(火)午前にかけて、KEK(研究本館1階小林ホール)で開催します。次世代の光源で利用できる高い平行性、コヒーレンス、ナノビームといった光の特徴の利用や、他のプローブとの相補利用を視野に入れて、放射光構造物性研究の将来像を議論するべき時期であり、構造物性研究の現状を振り返るとともに、近未来の構造物性研究への期待を純粋にサイエンスベースで議論し、今後の構造物性研究の進むべき道を提案することを目指します。多くの方々のご参加をお待ちしております。
http://www2.kek.jp/imss/pf/announce/2015/06/121626.html

7.各種締切について
物構研量子ビーム研究支援事業:物構研では今年度から研究支援を行います。特に若手の方々の積極的な応募を期待します。
http://www2.kek.jp/imss/notice/2015/06/181000.html
締切:2015年7月24日(金)


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大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
物質構造科学研究所 放射光科学研究施設
住所:〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1
連絡先電子メールアドレス:pf-magazine@pfiqst.kek.jp
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