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ビームラインの最新整備状況19

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2017年10月 3日

ビームラインの最新整備状況についてお知らせします。(2017年10月現在)

BL-14

  1. 垂直ウィグラーについて
    ダクト溶接部と断熱真空部にリークのあったビームダクトの交換が終了しました(7/21)。
    真空漏れの異常なしを確認、ダクト位置調整、液体ヘリウム再液化器のフラッシングを終えて、間もなくマグネット励磁にむけた冷却開始の予定です。

  2. BL-14A
    昨年12月ビームタイム終了時、モノクロ第1結晶ホルダーの冷却水流路が腐食しビームの使用ができなくなっていましたが、ホルダー本体を交換、結晶(3種)も交換しました。現在、モノクロチャンバー内に設置し、冷却水の通水・駆動テストを終えています。
    秋のビームタイム開始後に放射光を使って制御パラメーターを調整する予定です。共同利用はその後に再開します。
    モノクロ上流ベリリウム窓部の水冷用樹脂配管を予防的に交換しました。
    ゲートバルブ(VA4)本体からの圧空漏れが9月になって見つかり、現在修理中です。運転開始には間に合う予定です。

これまでのお知らせは【実験装置・施設】ー【ビームラインの最新整備状況】から見ることができます。