PF

産業利用促進運転日について

KEK物構研フォトンファクトリーでは、産業利用の促進を目的に、施設利用料収入を利用した運転時間の延長を行なっています。

この延長運転期間は、一定期間前まで留保として確保され、有償の各種施設利用が優先されます。皆様には、本制度を活用した放射光施設の利用の検討をお願い申し上げます。

なお、有償施設利用の無いビームタイムでは一般課題(G課題等)の実験が実施される予定です。これにより、PF全体として大学共同利用を圧迫することなく、企業等による施設利用の時間が確保出来ると共に、大学共同利用への還元につながると考えます。



産業利用促進運転期間

2023年度I期:(PF) 2023年6月14日 午前9:00 ~ 6月16日 午前9:00 (48時間)
        (PF-AR) 2023年6月15日 午前9:00 ~ 6月16日 午前9:00 (24時間)

一部のビームラインでは、上記の期間のビームタイムの一部を通常運転期間のビームタイムと交換して運転期間全体に分散させ、随時利用が可能になるように設定されています。

2023年度全体で、通常の加速器運転時間に加えて年間9日(PF 6日、PF-AR 3日)の追加の運転を計画しています。
2023年度II期(2023年10~12月)は、PFで3日、PF-ARで1日を予定しています。2023年度III期(2024年1~3月)は、PFで1日、PF-ARで1日を予定しています。

対象の利用制度

  • 一般施設利用(Y課題):成果専有・非公開とすることができます
  • 試行施設利用(L課題):初めてPFで実験を行なう方が対象
  • 優先施設利用(V課題)*1:成果公開

*1 優先施設利用(V 課題相当)は、「国等が推進するプロジェクトにより採択された研究課題」および「科学研究費助成事業(科研費)による研究課題」で利用が可能です。

利用制度の詳細は、下記Webをご参照頂くかお問い合わせください。

施設を利用するには(https://www.kek.jp/ja/ForBusiness/Cooperative/UsingFacility/)

利用申し込み方法

随時お申し込みが可能です。

本ビームタイムを用いた放射光実験:各ビームライン担当者*2 もしくは、利用相談窓口 pfexconsult★pfiqst.kek.jp (★を@に変えてください)までお願いします。

*2 ビームライン担当者 → PFの実験ステーション・実験装置(https://www2.kek.jp/imss/pf/apparatus/bl/stationlist.html)

対象ビームライン

PFおよびPF-ARの 全ビームライン*3

*3 但し、産業利用実績のあるビームラインが対象。
BL-18B(インドBL)は除く。
希望する実験が実施可能であるかはビームライン担当者にお問い合わせ下さい。
→ビームライン・実験ステーション( https://www2.kek.jp/imss/pf/apparatus/bl/

制度に関するお問合せ先

実験利用以外の制度に関するご意見等は、PF事務室までお問い合わせください。

pf-office★pfiqst.kek.jp(★を@に変えてください)

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