物質構造科学研究所,IMSS

第1回 開催のようす

第2回 物構研特別シンポジウム

物質・生命科学における大学共同利用~物構研のあり方を問う~

2014年5月28日(水)
KEKつくばキャンパス KEK4号館1Fセミナーホール(主会場)/ 東海1号館324号室(TV中継)
(参加費無料・事前登録不要)

大学共同利用のあり方と物構研の将来像を議論するために、昨年12月17日に 「物構研特別シンポジウム」の第1回目(発表スライドはこちら)を開催しました。 このシンポジウムでは、先端的研究成果創出と人材育成の推進とともに、産業利用を含めた広範な分野のユーザーも考慮に入れた、物構研の明確な将来ビジョンを提示することが課題として挙げられました。そこで今後はKEKの組織や大学共同利用の枠にとらわれずに、物構研、あるいは大型研究施設が本来あるべき姿はどういうものなのか、と言うテーマで議論を進めることにします。

前回は施設側からの意見表明が主だったことから、今回はユーザー側からの意見を数多く述べて頂くことを目的とします。特に大型研究施設の運営スタイルや利用者の範囲、大学や国立研究所、企業等との連携の在り方、利用制度や人材育成、人事交流等に焦点を置いて、物構研のあるべき姿について討論します。ぜひ多くの方に、ご参加頂きたいと思います。

物質構造科学研究所長 山田和芳

プログラム

  • 10:20開会
  • 10:25瀬戸秀紀(KEK)「物構研のあり方を問う〜第1回シンポジウムのまとめ」
  • 10:50大土井智(文部科学省)「物構研特別シンポへの期待」
  • 11:15田島節子(阪大)「大学の孤立化と共同利用のあり方」
  • 11:45尾嶋正治(東大)「民間・大学・外国を経験した1ユーザーから見た物構研」
  • 12:10-  昼食  -
  • 13:30佐藤衛(横浜市大)「PF-UAが描く放射光科学の将来ビジョン」
  • 13:45内海渉(JAEA)「原子力機構改革と量子ビーム応用研究」
  • 14:05野尻浩之(東北大)「日本型User Facilityの構築に向けて〜強磁場と量子ビームの融合を例に」
  • 14:25佐藤卓(東北大)「中性子散乱の未来と大学共同利用」
  • 14:40船守展正(東大)「大学人から見た物構研:過去、現在、そして未来へ」
  • 14:55 -  小休憩  -
  • 15:00杉山純(豊田中研)「ミュオンユーザーに使いやすい施設とは--一般利用と産業利用--」
  • 15:15網塚浩(北大)「物構研によせる期待:一大学教員の教育現場から」
  • 15:30長嶋泰之(東京理科大)「低速陽電子実験施設ユーザーとして、そして私立大学教員としての物構研」
  • 15:45藤田全基(東北大)「ユーザー・大学・大型施設連携の未来」
  • 16:00 -  休憩  -
  • 16:20パネルディスカッション
  • (野村昌治、村上洋一、門野良典、大友季哉、熊井玲児、足立伸一、千田俊哉)
      +若手からのショートコメント
  • 18:20 閉会挨拶

お知らせ

2014.5.27 会場の案内を一部変更しました。

2014.5.15 プログラムを一部変更しました。

2014.5.12 プログラムを更新しました。

2014.4.21 案内ページを公開しました。

第1回 物構研特別シンポジウムについて