学生の方へ


高エネルギー加速器研究機構(KEK)および素粒子原子核研究所は、主に学生向けに以下のような教育活動を実施しています

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大学院との連携

総合研究大学院大学

KEKには 総合研究大学院大学 高エネルギー加速器科学研究科加速器科学専攻物質構造科学専攻素粒子原子核専攻、3専攻が設置されています。 素粒子原子核専攻では素核研スタッフが教員として大学院学生の教育を行っています。

詳細は高エネルギー加速器科学研究科と各専攻のウェブページをご覧ください。

連携大学院制度

KEKと大学院が連携・協力して学生の指導を行い、相互の研究交流を促進することによって、学術及び科学技術の発展に寄与することを目的としています。

詳細は東京大学―学際理学講座をご覧ください。

大学院生・研究員の受入れ

次世代の高エネルギー物理学を担う高度な専門性と広い視野を持った人材育成のため、最先端の研究環境を生かし大学院学生の教育を推進しております。また研究業務に参画する研究員を受け入れています。

詳細は機構ウェブページの大学院生の受け入れ、および研究者の受け入れをご覧ください。

大学生向け

サマーチャレンジ

毎年8月中旬から下旬にかけて開催しているサマー・スクールです。 大学3年生と高専専攻科学生を主な対象としています。

基礎科学を担う若手を育てることを目的にしたスクールで、研究最前線で活躍する研究者による講義や施設見学のほか、実習では研究者から直接指導を受けながら「研究」の一連の流れを体験することができます。

素粒子・原子核コースと物質・生命コースの2つのコースがあり、研究最前線で活躍する研究者による講義や施設見学のほか、それぞれに豊富な実習プログラムが用意されています。

詳細はサマーチャレンジのウェブページをご覧ください。

高校生向け

Belle Plus(ベル・プリュス)

毎年8月上旬に開催している高校生向けのサマー・スクールです。

KEKでは、1999年から2010年までBelle(ベル)実験と呼ばれる、大型加速器を使った素粒子実験を行い、素粒子の振る舞いを詳しく調べる研究を行っていました。現在はBelle実験で得られたデータの解析と並行してBelle II(ベル・ツー)実験というプロジェクトへのアップグレードを行なっている最中です。

Belle Plusでは、Belle実験やBelle II実験で実際に行われている最先端の研究活動を高校生の皆さんに体験してもらうことを目的とし、研究者と一緒に研究活動を体験しながら、研究する楽しさを分かち合います。

詳細はBelle Plusのウェブページをご覧ください。

TYLスクール 理系女子キャンプ

毎年4月上旬に開催している女子高校生向けのスプリング・スクールです。

Toshiko Yuasa Laboratory(TYL)は、1940年の渡仏より30年にわたり国際的に活躍された日本人女性物理学者・湯浅年子博士の偉業にちなんで名付けられた日仏共同事業です。 TYLでは素粒子や加速器研究で世界の最先端を担っている日・仏両国間の様々な共同研究を促進するとともに、湯浅博士に続く世界へ雄飛する女性研究者とそれを目指す女子学生を支援することもミッションの一つとして取り組んでいます。

本スクールは、理系分野を目指す女子高校生を対象に、理系女子という進路について考えるとともにKEKの施設見学などを通じてビッグサイエンスの現場を体験し、そこで活躍する女性研究者・エンジニア等と交流してもらおうという企画です。女子高校生に科学に興味を抱いてもらえるよう、科学実験、分野の第一線で活躍する女性研究者による講義、大型実験施設の見学、女子大学院生とのパネルディスカッション・懇談などを中心としたプログラムです。

詳細はTYLスクール 理系女子キャンプをご覧ください。

KEKウィンター・サイエンスキャンプ

毎年12月下旬に開催している高校生向けのウィンター・スクールです。

参加者は、つくばキャンパスにおいて、素粒子を探究し、物質の構造を明らかにする研究現場を訪れ、研究者との交流を通じて研究の魅力や楽しさを体験します。 実習では、KEKの実際の加速器利用実験に関係する基礎的な実験を通して、測定器の製作・調整、データ取得・整理、成果発表など、研究の進め方について学びます。

詳細はKEKウィンター・サイエンスキャンプのウェブページをご覧ください

実習受け入れ

研究の現場を肌で感じることにより、学校では得難い体験を提供することを目的としています。 研究者による講義や科学実験・工作などのプログラムを通じて、自然科学への興味関心を育みます。

実習受け入れのウェブページをご覧になり、学校・団体単位でお申し込みください。

中学生向け

職場体験

KEKでは、職場体験の一環として、小・中・高校生向けに研究所等での仕事を体験するプログラムを実施しています。 併せてKEKの施設の見学や、研究者等とのディスカッション等の機会も提供しています。

職場体験は、文部科学省が推進する、生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動です。 生徒が直接働く人と接することにより、学ぶことや働くことの意義や生きることの尊さを実感し、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことを目指して行われています。

詳細は職場体験のウェブページをご覧になり、学校を通じてお申込みください。

B-Lab(ビー・ラボ)

実際にBelle実験で収集されたデータの一部を使って新粒子探索を行うプログラムです。 中学生以上を対象としています。 これまでに参加した実験グループにより20種類以上の新しい粒子が発見されており、中・高校生でも新しい素粒子を発見できる可能性があります。

参加費用は無料ですが、参加するには申請が必要です。 詳細はB-Labのウェブページをご覧ください。