【用語解説】 |
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※1 |
中性子小角散乱装置 |
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中性子ビームを用いて物質の構造を解析する装置の一つ。散乱角が数度程度までの小角領域を測定できる点に特徴があり、ナノメートルから数百ナノメートル程度の構造を調べることができる。 |
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※2 |
3メチルピリジン |
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ベンゼン環の中の炭素原子の一つが窒素原子に置換され、更に水素原子の一つがメチル基に置換された分子構造を持つ。産業用としては合成原料や有機溶剤として用いられる。 |
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※3 |
テトラフェニルホウ酸ナトリウム |
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「カリボール」と言う名称の一価金属イオンの沈殿試薬として知られている物質。溶液中では陽イオンと陰イオンに解離するが、陰イオンは4つのベンゼン環を持っていて疎水性を示す。 |
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※4 |
界面張力 |
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界面(お互いに混ざり合わない2相の面)にある分子が、接触している2相(気相と液相、気相と固相、液相と液相、液相と固相、固相と固相)のうちのいずれかの方向に引きつけられ、界面を収縮させようと作用する力。 |
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※5 |
ラメラ構造 |
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膜が規則的に積み重なって層状になった構造のこと。高分子や皮膚等で広く見られる。 |
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※6 |
静電相互作用 |
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正電荷と負電荷の間に働く引力相互作用。あるいは同種の電荷の間に働く斥力相互作用。 |