2010年7月1日
国立大学法人北海道大学(以下、北海道大学 総長 佐伯 浩)と大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(以下、KEK 機構長 鈴木 厚人)は、我が国の学術研究と教育の発展、加速器科学技術の向上に新たな重要な役割を果たすことを目的とし、2010年7月1日に連携協力協定を締結しました。
両機関における相互の研究開発能力及び人材等を活かし、物質科学研究、生物科学、量子ビーム科学、触媒化学、素粒子物理学、医学などの個別研究領域の推進を図るとともに、人材の育成、人材交流をますます発展させ、世界の第一線で先導的な役割を果たすべく、異分野融合型の研究開発の連携・協力を積極的に推進することを目的とします。
平成22年7月1日から平成25年3月31日まで
従来以上に生物、物質・材料、環境・資源・エネルギー分野、素粒子科学、医学、加速器科学における共同研究が発展するだけでなく、特に北海道大学の日本で唯一の触媒化学を専門とした「北海道大学触媒化学研究センター」と巨大加速器等の構造・機能解析装置を所有するKEKが結びつくことにより、内外の研究者が活用できる触媒の構造・機能解析システムを構築し、サステナブル社会(持続可能社会)実現に寄与します。