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last update:08/12/18  
J-PARC物質・生命科学実験施設、いばらき量子ビーム研究センター
及び東海村研究交流プラザ利用開始合同記念式典を開催

 
 
12月16日、茨城県東海村において、J-PARC物質・生命科学実験施設、いばらき量子ビーム研究センター及び東海村研究交流プラザ利用開始合同記念式典が開催されました。
 

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式典は、いばらき量子ビーム研究センター2階東海村研究交流プラザにおいて、約250名の招待者を迎えて開催されました。
 
始めにくす玉割りのオープニングセレモニーが行われ、その後、岡崎俊雄日本原子力研究開発機構理事長、高崎史彦高エネルギー加速器研究機構理事、橋本昌茨城県知事らが挨拶されました。
 
来賓挨拶では、坂田東一文部科学省文部科学審議官、庄山悦彦中性子産業利用推進協議会副会長、ジョン・ホワイトJ-PARC国際諮問委員会委員長らが挨拶されました。
 
また、「施設供用に向けた現況報告」と題して永宮正治J-PARCセンター長が利用開始間近となったJ-PARC施設の概要について紹介しました。続いて、「J-PARCの成立」と題して伊達宗行新世代研究所理事長が約40年前に始まった日本の加速器を用いた中性子散乱研究がどの様にしてJ-PARCへ発展したかなど歴史を振り返る記念講演を行いました。
 
式典後、同2階の交流コーナーにおいてレセプションが行われ、政界、大学、産業界の関係者から挨拶を頂いた後、村上達也東海村村長が乾杯の挨拶をされました。参加者は、いよいよ利用が始まるJ-PARC物質・生命科学実験施設において期待される研究成果やこれまでの長年の苦労話などに花を咲かせていました。
 
レセプション最後の挨拶で、永宮正治J-PARCセンター長はJ-PARCは世界に誇る最先端の研究施設であり、様々な成果を期待していただきたいと述べられました。
 
12月1日にオープンした、いばらき量子ビーム研究センターは、J-PARCの産業利用を促進するために茨城県が整備した4階建ての施設であり、1階にはJ-PARC展示コーナーやJ-PARCユーザーのためのユーザーズルーム、2階にはセンターに集う大学・研究機関・企業と地域の交流を支援するために東海村が設けた東海村研究交流プラザがあります。この他、茨城大や東京大大学院などの研究室があり、今後も利用者を受け入れる予定となっています。
 
 
関連サイト: J-PARCのwebページ
http://j-parc.jp/
 
 
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