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last update:09/03/12  
平成20年度業務表彰式を開催
 
 
3月6日、KEK国際交流センターラウンジにおいて、平成20年度業務表彰が執り行われました。これは、KEKの業務において業務成績の向上に多大な功労があった、または業務上有益な発明や顕著な改良をした職員に対し、その功績を表彰するものです。今年度表彰されたのは、物質構造科学研究所放射光源研究系技師補の野上隆史氏と、共通基盤研究施設計算科学センター先任技師の押久保智子氏の2人です。
 
野上氏は、高エネルギー物理学研究所時代のKEKに着任されて以来20年近く、超伝導ウィグラー全般の保守・運転管理に携わってこられました。超伝導ウィグラーとは、電子軌道の一部に超伝導電磁石などの強力な磁場により凹凸を作り、より短い波長(高いエネルギー)のシンクロトロン放射を発生させる装置です。特にPFリングの高輝度化や直線部増強、ARリング高度化などのプロジェクトの際には、超伝導ウィグラーの改造など真空関連の作業において多大なる貢献をされました。また、多くの運転制御や運転状態表示用プログラムなどの開発を手がける一方で、2007年以降は真空グループの中核メンバーとして各グループ間の調整にあたっており、放射光源系の現場のすべてを把握している数少ない人物であるという点も評価されました。
 
押久保氏は、本機構に着任後10年近く、一貫してKEKの基幹情報システムの運用管理に携わってこられました。膨大な量の迷惑メールやウイルスなどの業務妨害に対し、迅速かつ適切な対処を行いながら、KEKやJ-PARCのメールサーバーやメーリングリストサーバーの設計構築とそれらの安定した運用のため、日々尽力されています。氏のこうした対応によりメールシステムが安定し使い易いものとなっており、ひいてはKEK職員の業務を縁の下で支えるものであるという点が評価されました。
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