アブストラクト: |
標記の世界会議は、これまで北米と欧州で2年ごとに開催されてきたがアジアでは初めての会議である。
原子核、核物性、核医学実験に必要不可欠で、多種多様なターゲットや 加速器用荷電変換フォイルは加速器の大出力化に伴い、プロジェクトの成否を握るキーテクノロジーとなっています。
特に、薄膜作成時の表面酸化現象による製膜再現性と歩留まりの改善 や、 高温度に於いて耐久性の強いハイパワーターゲットと新しい炭素ストリパーフォイルの開発実現は急務である。
本会議ではこれらの難題について、各国から実務経験の豊富な専門家を集め、最先端の研究成果発表と情報、意見交換を活発に行う。
この会議は以下の話題について議論をする予定です:
1)固体、液体、気体等の安定同位体の試料の製造
2)放射性短寿命アイソトープサンプルの製造とハンドリング
3)ターゲット薄膜製作法の新技術の開発と製造の工夫
○ 真空蒸着法、○電気メッキ法、 ○スパッターリング法、○レーザービーム法、
○電子ビ−ム法、○熱分解法
4)メタル並びにプラスチックのロ−リング技術
5)タ−ゲット枠とマニュピュレータのメカニカルデザイン
6)荷電変換技術
○炭素ストリッパーフォイル、○ダイヤモンドフォイル、
○レーザーストリピング、○フォイル交換機
7)超重元素探索用ターゲット
8)ウインドーフォイル
9)高精度膜厚測定法
10)還元、酸化、表面処理技術
11)高純度化技術
12)同位体分離器による安定同位体とターゲットの製造
13)その他ターゲットに関したトピックス
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