物構研談話会

日時: 2012-09-03 13:00 - 14:00
場所: 4号館2階輪講室1 東海1号館317
会議名: 物構研談話会(12-18)量子ビームが拓く新しい摩擦の世界
連絡先: 山田和芳 
講演者: 松川 宏 教授  (青山学院大学)
アブストラクト: 摩擦は我々に最も身近な物理現象の一つである.
その研究は古代から行われ,そして産業革命の時代を経て発展してきたが、その理解が進んだのは原子論の発達した20世紀に入ってからである.
20世紀後半,新たな実験技術などの進歩に伴い原子・分子スケールの摩擦の研究が可能になり,その研究は新しい時代に突入したと言われる.
しかし、以前として摩擦が発生している”その場”を見ることは困難である。
講演では、摩擦研究の現状を紹介するとともに、この困難を量子ビームにより克服する可能性も論じたい。

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