日時: |
2013-07-25 16:00 - 18:00 |
場所: |
4号館2階輪講室1 東海1号館324室 |
会議名: |
物構研談話会(13-05)リチウム・ナトリウムイオン電池の正極材料-反応機構と新物質探索‐ |
連絡先: |
中尾裕則4868 |
講演者: |
西村真一先生 (東京大学大学院工学研究科、京都大学触媒・電池元素戦略ユニット) |
アブストラクト: |
リチウムイオン電池は小型で高エネルギー密度の電源デバイスとして広く普及してきた。その性能向上がさらに求められている一方で、安全性の改善や、大型化や安定化といった方向でも研究開発が盛んになっている。
リチウムイオン電池は、用いる電極活物質によってエネルギー密度が決定され、特に正極側の活物質が性能向上のボトルネックとなってきた。
我々はこの正極材料を主な対象として、新規材料の探索に加え、反応機構や性能決定因子を体系的に理解すべく多角的な検討を行ってきた。
講演では、これまでの正極材料の研究成果とこれからの各種分析技術への期待について、また、元素戦略的な観点から重要性が急激に高まっているナトリウムイオン電池のへの展開についても紹介する。 |
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