物構研セミナー

日時: 2007-08-30 10:30 - 11:30
場所: PF研究棟2階会議室
会議名: 物構研セミナー「スイスライトソース構造生物学ビームラインの現状」
講演者: 富崎 孝司氏  (ポールシェーラー研究所・スイスライトソース)
講演言語: 日本語
URL: http:pfwww.kek.jp/pf-seminar/
アブストラクト: 2002年の一般共用開始以来、SLSでは構造生物学的に重要な構造解析のプロ ジェクトだけではなく、たんぱく質結晶構造解析の限界を押し上げるために重要な回折 実験手法の開発を進めてきました。5ミクロンほどの微小結晶を用いた構造解析や、次世 代検出器の特徴を生かした超高速、超高精度回折データ収集が実用段階に入ったところです。 今回、いくつかの微小結晶を使用した構造解析例の紹介と、Sulfur-SAD、inverse beam geometry setting、fine-phislicingなどの有用性について、ユーザーの方々の結果も交え て紹介できればと思います。また、PSIの検出器グループが開発を進めているピクセルアレイ 型検出器、PILATUS 6Mの特徴、得られている結果などについて、紹介させていただきます。

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