日時: |
2007-10-19 13:30 - 15:30 |
場所: |
KEK 4号館 3階 345号室 |
会議名: |
J-PARCにおける核子スピン構造の解明 |
連絡先: |
津田 |
講演者: |
後藤 雄二 (理化学研究所) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
核子スピンの理解として、クォークスピンの寄与にグルーオンスピンの 寄与を加えてもまだ核子スピンを説明することができないことがRHICや CERNの実験データから示されつつある。次の段階として、クォークスピ ンとグルーオンスピンだけでは説明できないことをより詳細に確定させ るために、クォークのフレーバー毎の寄与や反クォークの寄与を測定し、 また、残りを担うものとして、軌道角運動量の寄与を測定することが重 要な課題である。 J-PARCにおいて偏極陽子反応実験を行うことにより、このどちらに対し ても重要な測定を行うことができる。ダイミューオン測定実験を中心に、 これを議論する。 |
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