PF研究会

日時: 2011-09-05 - 2011-09-08
場所: 研究本館小林ホール
会議名: PF研究会「GISAS法の展開」「PFにおけるマイクロビームを利用した XAFS, XRF, SAXS実験の展望」
講演言語: 日本語
アブストラクト: 新BL-15建設を目指して、GI-SAS研究会とSAXS/XAFS/XRF研究会を合同で、9月5〜8日の予定で、 高エネ研小林ホールで開催します。ぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしています。  2005年の直線部増強で、PFリングに新たに4本のX線用短周期アンジュレータを設置できるサイトが設けられ、BL-17, BL-3, BL-1と順次建設が進められました。現在PFでは、最後のサイトであるBL-15 の建設計画について検討を進めているところであり、2009年から建設提案募集、ヒアリング、審議を行い、X線小角散乱と物質化学グループで協力して新BL-15の検討を進めることになっています。  今回の研究会では、X線小角散乱と物質化学のユーザーグループが共同で開催し、新BL-15Aで何を実現し、どんな研究を展開していくのかを相互に理解し、さらに押し進めてお互いが協力することで何ができるのかを議論することを目的としています。実験手法が大きく異なるため、通常の研究会とは異なり、少しベーシックな所から丁寧に説明し、どんなことが分かるのか、今後どんな展開を考えているのか、お互いに理解し合えるようなプログラムにしたいと考えています。   研究会の前半には、GI-SAS研究会も合同で開催されます。GI-SAXSは新BL-15Aでの展開が期待されている、物質の表面構造を知ることができる実験手法ですが、国内ではまだ一般的ではないため、今回は解析実習も含めて開催したいと思っています。また、物質構造科学研究所の特徴である、マルチプローブを活かし、X線と中性子を使ってGI-SASでどこまで解析に迫れるか議論できればと思います。   今回は合同研究会のため、少し長目の日程となりますが、ぜひ皆さんには会を通して参加して頂き、 研究会の終盤には、分野を超えて相互に活発な議論ができることを期待しています。 よろしくお願い致します。

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