日時: |
2007-11-27 16:00 - |
場所: |
PF研究棟2階会議室 |
会議名: |
電気化学エネルギー変換デバイス(燃料電池・電池)開発における放射光の役割と将来展望 |
連絡先: |
野村昌治 |
講演者: |
内本喜晴 (京都大学大学院人間・環境学研究科) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
固体高分子形燃料電池、固体酸化物形燃料電池、リチウムイオン二次電池などの
電気化学エネルギー変換デバイスは、燃料電池自動車、据置用発電システム、Plug-in
ハイブリッド自動車等の電源として、活発に研究開発が行われています。これらの
デバイス用の新材料開発、反応機構の解明、劣化機構の解明には、放射光を用いた分析が
強力なツールになっています。本講演では、特にXAFSを用いた研究例を紹介するとともに、
今後の開発動向や、それに向けての放射光に期待する役割について紹介する。
物質化学グループに関連する研究対象は極めて広範であり、それらの各分野で最先端の
研究を展開している方を講師に招き、最近の研究成果を概観した上で、その分野の近未来
をこれまでの放射光が果たした役割と今後の果たすべき役割の観点から展望する物質化学
レクチャーシリーズを開催する。内本教授の本セミナーはその第1回である。 |
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