日時: |
2008-02-15 16:00 - 17:00 |
場所: |
PF研究棟2階会議室 |
会議名: |
放射光セミナー「メタンやバイオマス関連物質の変換触媒の開発とEXAFSによる構造解析」 |
講演者: |
冨重圭一 准教授 (筑波大学大学院数理物質科学研究科) |
講演言語: |
日本語 |
URL: |
http://pfwww.kek.jp/pf-seminar/ |
アブストラクト: |
メタンを水素や合成へと高速・高効率変換する触媒として、微量の貴金属で表面修飾したニッケル触媒が有効であることを見出し、その構造解析を行った。また、バイオマス関連物質のガス化や水素化分解において、金属微粒子と酸化セリウムやレニウム、モリブデンなどの相互作用が、触媒性能向上にきわめて重要であり、その界面の役割についても紹介する。
物質化学グループに関連する研究対象は極めて広範であり、それらの各分野で最先端の研究を展開している方を講師に招き、最近の研究成果を概観した上で、その分野の近未来をこれまでの放射光が果たした役割と今後の果たすべき役割の観点から展望する物質化学レクチャーシリーズの第2回である。 |