日時: |
2004-07-21 15:00 - 18:00 |
場所: |
4号館4階輪講室 |
会議名: |
第二回つくば不安定核セミナー |
連絡先: |
宮武宇也 |
講演者: |
萩野浩一 (東北大・理) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
クーロン障壁近傍のエネルギーにおける低エネルギー重イオン反応では、散乱核の核構造が反応に大きな影響を及ぼすことがよく知られている。中性子過剰核のような弱く束縛している原子核を用いた場合、どのように重イオン反応が影響を受けるのかは未だ完全に理解されておらず、世界中のグループにより議論されている。このセミナーでは、中性子過剰核を用いた重イオン核融合反応の理論的及び実験的研究の現状を紹介する。特に、不安定核ビームを用いた実験や超重元素合成反応との関連から今後のより一層の展開が予想される、準弾性散乱の後方断面積を用いた障壁分布の方法の詳細な議論を行う。 |
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