日時: |
2007-11-28 16:00 - 17:30 |
場所: |
4号館 345号室 |
会議名: |
最高エネルギー宇宙線の観測:粒子でみる宇宙 |
連絡先: |
津田 |
講演者: |
山本常夏 (甲南大学) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
宇宙線が1912年に発見されてから95年たつ。この発見以来、宇宙線物理学者達は高山、炭坑、砂漠、南極あるいは人工衛星などあらゆる場所で持っている全ての知識と技術を使い宇宙線を観測してきた。これらの観測により素粒子理論から天文学まで多くの分野で重要な発見をしてきた。にもかかわらず宇宙線の起源は未だに解明されていない。この宇宙線の起源を解き明かすため、国際共同実験 the Pierre Auger観測所が建設された。この実験の第一の目的は最高エネルギー宇宙線を前例のない精度で測定することである。建設の終了に伴い最近この実験の結 果が幾つか発表された。本稿ではこの実験の現状と結果について報告する。
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