日時: |
2004-07-15 13:30 - |
場所: |
4号館3階 輪講室1 345号室 |
会議名: |
ペンタクォークの発見とその後の展開 |
連絡先: |
丹後 |
講演者: |
保坂 淳氏 (大阪大学 核物理研究センター) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
LEPSグループによって、5つのクォークからなるペンタクォーク粒子 の存在を示唆する実験が新聞報道で報告されてから約1年が経過した。 その後現在までに10以上の実験データ解析が行われ、その多くはペンタ クォーク粒子の存在を支持している。また理論研究も爆発的に展開され、 これまでに200以上の論文が発表された。 このセミナーでは、実験の情況を概観した後に、理論的にどのような 考察がなされたかを、speakerの研究成果も合わせて報告する。質量 の他に、幅を狭くする機構、パリティーについて議論する。また、実験的に どのような反応によって未知のスピン・パリティーを決定することができる かについて議論する。 |
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