日時: |
2004-09-14 11:00 - |
場所: |
研究本館2階220号室 |
会議名: |
バルク質量を持つ物質場とゲージ対称性の破れのパターン |
連絡先: |
丹後 |
講演者: |
竹永和典氏 (大阪大学) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
余剰次元を持つ時空間上でゲージ理論を考察する時、ウィルソンライン位相のダイナミクスによるゲージ対称性の破れ(通称:細谷機構)は最も重要な現象の一つと考えられます。このメカニズムは、余剰次元を持つ時空間上での統 理論やゲージヒッグス統一といった新しい可能性を模索する際に、重要な役割を果たすと考えられています。したがって、そのメカニズムの性質や特徴を理解することは重要であると考えられます。ここでは、従来、調べられてきたmassless の物質場とは違って、バルク質量、すなわち、bare mass を持つ物質場がそのメカニズムに与える影響を調べた結果を報告します。 |
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