| 日時: |
2008-02-22 14:00 - 15:00 |
| 場所: |
研究本館2階220室 |
| 会議名: |
宇宙背景放射における宇宙論的磁場の影響 |
| 連絡先: |
津田 |
| 講演者: |
山崎 大 氏 (国立天文台) |
| 講演言語: |
日本語 |
| アブストラクト: |
（宇宙物理セミナー）
天文・天体現象において、磁場は様々なスケール で多様な影響を もたらす重要な物理要素の一つである。電離しているバリオン流体に 対して、初期磁場 (primordial magnetic field: PMF)はローレンツ力を 及ぼし、そして初期宇宙では、トムソン散乱に よって電子の運動が 光子に反映されることから、磁場は光子の運動にも影響を及ぼすため、 初期宇宙に おいてPMFの影響は無視できない。以上を踏まえて、今回は 宇宙背景放射(Cosmic Microwave Background: CMB) の温度揺らぎと 偏光揺らぎに対するPMFの効果に関する研究について、理論と観測の 両側面から発表する。
参考論文： http://arxiv.org/abs/0801.2572 |
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