| 日時: |
2008-09-12 14:30 - 18:00 |
| 場所: |
研究本館321室 |
| 会議名: |
Entropy production in quantum dynamics with the Kadanoff-Baym equation |
| 連絡先: |
津田 |
| 講演者: |
西山陽大氏 (東京大学) |
| 講演言語: |
日本語 |
| アブストラクト: |
超相対論的重イオン衝突実験でのQGP生成の際に起こっていると考えられるグルオンの早期熱化の問題に対し、Kadanoff-Baym方程式によるアプローチを考える。発表では、まず、簡単なスカラー理論の場合に限定し、熱化過程の数値シミュレーションを行った場合の結果について言及する。次に、その過程において粒子がOff-shellの分散関係を持つことにより発生する散乱過程、生成消滅過程に注目し、これらの熱化に対する影響を調べる。最後に、グルオンを扱う場合にOff-shellの効果の熱化に対する寄与について考察する。
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