日時: |
2009-07-03 15:30 - 16:30 |
場所: |
研究本館3階322室 |
会議名: |
強結合フェルミ系における1/N展開とそのクォーク物質への応用 |
連絡先: |
安井、yasuis AT post.kek.jp |
講演者: |
阿武木啓朗 氏 (東京理科大学) |
講演言語: |
日本語 |
アブストラクト: |
ユニタリ極限でのフェルミ原子系における量子揺らぎを系統的に取り込む
手法として近年提案された1/N展開を用い、対場の揺らぎによる臨界温度の
補正をBCS-BECクロスオーバー領域全域にわたって評価する。
その結果、NLOまでの展開が弱結合のBCS側でのみ有効であることを見る。
また、この手法を相対論的なフェルミ系の場合に拡張し、QCDにおける
カラー超伝導相の臨界温度に適用することで、揺らぎがQCD相図与える
インパクトについて議論する。 |
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