KEK-URA

研究力強化構想高エネルギー加速器研究機構のURA事業

KEK-URAは、研究力強化の「3つの柱」を推進し、
アイデアの創出から未来を実現するパートナーとして、
研究者と共に世界トップレベルの研究拠点を目指します。

研究環境・支援体制構築

機構全体の視点のもとでIRデータの収集・分析を行い、情報と知見に基づいて機構で展開されている多岐にわたる活発な共同利用実験や、異分野に渡る共同研究の積極的な支援を行います。またこれらの業務を通して、個々の分野の研究力を向上させるとともに、時代の要請に応じた新たな研究の創成を目指します。

グローバル展開力の強化

大規模化・国際化する加速器科学プロジェクトを推進するため、海外の研究機関と緊密に連携をとり、ネットワークの構築を戦略的に図ることで、グローバル展開力を強化します。また、国際的通用性を備えた質の高い研究環境の場を提供して、世界で活躍する優れた研究人材の育成事業を推進し、かつ、支援スタッフの充実を図り、ボーダーレスの研究支援体制を整備します。

イノベーション創出力の強化

大学・企業連合のコンソーシアム「多企業参画ラボ」を形成・支援して、関係機関の様々な連携体制を構築し、産学一体となってシーズからニーズ までの開発をKEKがもつ研究インフラと研究手法により推進します。また加速器科学の普及のための様々な人材育成プログラムに取り組みます。




メッセージ

高エネルギー加速器研究機構の「研究力強化構想」

本機構は、CERN (欧州)、FNAL(米国)とならぶ「国際研究拠点」であるとともに、加速器、測定器開発を通じて、新しい技術、イノベーションの種を蓄積する「最先端加速器科学技術開発拠点」でもあります。また、「大学共同利用機関法人」として素粒子、原子核、物質科学、生命科学分野の研究者コミュニティの研究提案に基づいて研究戦略を策定する役割を担っています。

機構の「研究力強化構想」は、研究のグローバル化と技術のイノベーション化を目指し、URA(研究マネジメント人材)が、研究環境の改革、支援体制の充実を図るともに、新しい枠組み「多国籍参画ラボ」「多企業参画ラボ」の構築と開拓、寄附金を含めた多様な外部資金獲得のための「未来基金事業」等の「研究力強化事業」を推進しています。

国際連携推進を担う「インターナショナル・オフィス」、「知的財産・連携推進室」「加速器科学イノベーション推進室」の2室で構成される、産学連携の総合窓口「オープン・イノベーション推進部」、IRデータの収集・分析を行う「IR推進室」、未来基金事業推進、若手・女性研究者支援等で研究基盤整備を図る「研究支援企画室」のURAが中心となり、機構の研究力強化に取り組んでいます。




KEK-URAとはKEK-URA事業

KEK-URAは、多様な専門性・経験を活かし、機構の研究活動の活性化と機能強化の推進に取り組んでいます。



URA(リサーチ・アドミニストレーター)とは

文部科学省におけるURAの定義について:
我が国の大学等では、研究開発内容について一定の理解を有しつつ、研究資金の調達・管理、知財の管理・活用等をマネジメントする人材が十分ではないため、研究者に研究活動以外の業務で過度の負担が生じている状況にあります。このような状況を改善するため、文部科学省は、研究者の研究活動活性化のための環境整備及び大学等の研究開発マネジメント強化等に向け、大学等における研究マネジメント人材(リサーチ・アドミニストレーター:URA)の育成・定着に向けたシステム整備等を行っています。 (URA:University Research Administrator の略)
(⽂部科学省によるURA の定義)




URA制度体制の構築とURAキャリアアップ

  • 2013年度: 文部科学省「研究大学強化促進事業」採択

    2022年度までの10年間とした「研究大学強化促進事業」にKEKが採択され、この年にURA事業がスタートした。

    URA就業規則(任期付)の整備

  • 2014年度: 活動開始

    事業実施のための中央組織「研究支援戦略推進部」の下に具体的な取組を推進する5室2ラボを設置(「研究支援企画室」、「国際連携推進室」、「大学・産業連携推進室」、「TIA推進室」「知的財産室」「多国籍参画ラボ」「多企業参画ラボ」)

  • 2016年度: チームを設置

    特色ある取組強化のため、3推進チームを設置(「未来基金」「多国籍参画ラボ」「多企業参画ラボ」)

    URA業績評価実施規則の整備

  • 2017年度: 中間評価実施

  • 2018年度: インターナショナル・オフィス

    国際担当URAが「インターナショナル・オフィス」に融合(研究者と事務職員との連携強化)。「国際連携推進室」廃止。「IR推進チーム」活動開始。

  • 2019年度: オープンイノベーション推進部

    「オープンイノベーション推進部」新設(産学公連携の総合窓口)。「知的財産・連携推進室」(「知的財産室」を改組)、「加速器科学イノベーション推進室」(「大学・産業連推進室」「TIA推進室」「多企業参画ラボ推進チーム」を統合改組)設置。

    URA内在化のための「併任URA制度」導入

  • 2020年度: IR推進室

    「IR推進室」新設(「IR推進チーム」「評価調査室」の統合)。

    「併任URA制度」の活用により、自主財源による呼称URA3名を配置「定年制URA」の導入にあたり、URA職を教育・研究職、技術職、事務職に並ぶ「第4の職」として定義

  • 2021年度: 業務の集約

    「未来基金事業推進」は「研究支援企画室」の業務に「多国籍参画ラボ推進チーム」は「国際企画課」の業務に集約

    URA新人事制度(定年制 / 任期付URA制度の併設、新しいURA職位、給与表整備)によるURA配置(URA・14名、うち自主財源3名)

  • 2022年
    Final




URA体制図KEK-URA配置