超伝導加速器による医療用RI製造実験開始 -モリブデン99の国内供給体制の確立を目指して- 2019年10月18日 大学共同利用機関法人高エネルギ-加速器研究機構(以下「KEK」)は、株式会社アクセルレーター(東京都渋谷区、代表取締役 那珂 通雅)から、モリブデン99の国内供給体制の確立を目指した研究開発を委託され、この度、KEK加速器研究施設(山口誠哉施設長)の応用超伝導加速器センタ-において、エネルギー回収型線形加速器(Energy Recovery Linac: ERL)の小型実証機であるコンパクトERL(cERL)の超伝導加速器を用いた医療用RIであるモリブデン99の製造に国内で初めて成功した。 今回の研究成果から、国内で超伝導加速器を使った、十分な量の医療用RI製造が可能になることが期待される。 —続きを読む