受入研修とは


  文部科学省大学共同利用機関の技術職員の技術の向上・技術交流を目的と
 して、それぞれの機関に蓄積された技術を他機関の技術職員に研修を行うこと
 で実現を図る為に開始された。
  初めは、以下の5機関で相互開催されたが、現在では、全国の国立大学・
 高等専門学校からも参加希望が寄せられている。

 [受入研修創始機関 *]
   大学共同利用機関法人・自然科学研究機構
    ・分子科学研究所
    ・核融合科学研究所
    ・国立天文台
   独立行政法人・宇宙航空研究開発機構
    ・宇宙科学研究本部 ((旧)大学共同利用機関・宇宙科学研究所)
   大学共同利用機関法人・高エネルギー加速器研究機構(KEK)


 ◆ KEKの受入研修実施手順

    外部機関の研修希望者は、当該機関の「研修担当係」に受講申し込み
   を行う。研修担当係は、KEKの「受入研修委員会」に研修の可否等の
   問い合せを行う。受入研修委員会は、受入が可能かどうかの調査を行い、
   可能であれば、KEK技術職員の中から「世話人」を依頼する。 
   世話人は、受入研修委員とともに、研修のまとめ役として、研修内容の 
   企画・実施、受講者の事務手続きの補助等を行う。


 ◆ KEK技術職員の外部機関研修受講手順

    外部機関の研修の受講を希望する技術職員は、「受入研修委員会」に
   申し込む。受入研修委員会は、相手機関の「研修担当係」に受講の申し
   込みを行い、受け入れ側の「世話人」を紹介していただく。受講希望者
   は、世話人と連絡を取り合って研修の詳細(内容、日程等)を決め、受
   入研修委員会の了承を得て受講する。


 ◆ 過去の研修の例

   機械工作技術、NC機械プログラミング、アルミのアルゴンガス溶接、
   真空容器の溶接技術、有限要素法を用いた構造解析、CAD・ CAM
   真空技術、低温技術、
   エレクトロニクス技術、電子回路技術
   PF(放射光)関連技術
   計算機による計測・制御技術、DAQシステム、分散処理システム、
   InTouchを使用したPLCの制御
   計算機のシステム管理、計算機ネットワーク技術
   国際会議の電子出版
   放射線障害防止法への対応、制動放射の漏洩線量、放射線安全管理


   受入研修担当連絡先 E-Mail: u-kenshuu@ml.post.kek.jp
                           TEL   : 029-879-6132(寺島)

      *受入研修創始機関は当時のものですので、詳細については当該機関
     にお問い合わせください。