平成26年10月07日
職員各位
平成26年度 技術交流会
技術交流会実行委員会
平成26年度KEK技術交流会を下記の通り開催致します。
技術交流会は技術職員相互の交流、技術の共有を図ることを目的に開催されるものです。
今回は昨年度採用および今年度経験者採用の方からの業務内容紹介と今まで機構で使用されていた装置の解体や再利用の方法などについての講演を予定しています。
多数の方の参加をいただきますようご案内申し上げます。
記
- テーマ : 「プロジェクト装置の解体・再利用」
- 日 時 : 平成26年11月4日(火)13:30から
- 場 所 : つくば:4号館1階セミナーホール / 東海 :東海1号館116室(TV会議)
- プログラム:
13:30 | 開会の挨拶 | 野村 理事 |
13:35 | 平成26年度新人紹介 | 技術調整役 |
13:40 | 平成25年度新人業務紹介(10分/人) | |
佐々木 信哉(加速器) | SuperKEKBにおいて使用されるアボート信号を集約するアボートトリガーシス テムの構成や機能に関しての報告と、J-PARC MRなどで使用されるMPS信号を集 約するMPS装置の改良・開発に関して報告する。 発表資料 (PDF 621KB) |
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田中 窓香(加速器) | 発表資料(PDF 601KB) | |
濱田 英太郎(素核研) | 発表資料 (PDF 1MB) | |
上條 亜衣(物構研) | 発表資料 (PDF 2.2MB) | |
牛谷 唯人(共 通) | 発表資料 (PDF 4.4MB) | |
高橋 直人(共 通) | 発表資料 (PDF 2.4MB) | |
14:40 | 平成26年度経験者採用新人業務紹介 池戸 豊 (物構研) |
J-PARC MLFに建設中の新しいミュオンビームラインであるUラインにおいて、
超伝導湾曲ソレノイド電磁石の冷却系に問題が発生した。調査の結果、超伝導
ソレノイドの輻射シールドのビーム窓である断熱フォイルが損傷していること
がわかった。シャットダウン期間に修復作業を行い、その後の冷却・励磁試験
で問題なく運転が可能であることを確認した。この修復について報告する。 発表資料 (PDF 1.6MB) |
15:00〜15:20 | 休 憩 | |
15:20 | 「陽子加速器主リング電磁石電源の解体」 末野 毅(加速器) |
陽子加速器主リング電磁石電源は機械棟建設のため全面解体を行った。
解体に伴って発生した機器には微量PCBやアスベスト等の所謂、特別管理産業廃棄物が含まれており、建屋自体にもアスベストが使用されていた。
これらの解体に伴う処理及び産業廃棄物管理票の諸手続きや費用について報告する。 発表資料 (PDF 2.8MB) |
15:40 | 「つくばから九州へ FFАGの解体・保管・移設」」 豊田 晃弘(共通) |
発表資料 (PDF 2.6MB) |
16:00 | 「超伝導トロイダル磁石システムの移設計画と整備状況」 荒岡 修(素核研) |
J-PARCハドロン実験施設において、2015年春からTREK実験(K中間子崩壊実験)が開始される予定である。実験に使用する粒子検出器に使用されている超伝導トロイダ電磁石を冷却するためのヘリウム冷凍機システムについて報告す る。 本ヘリウム冷凍機システムはつくばキャンパスで1998年まで使用されたのち休止状態であった機器を移設し、再利用する。 発表資料 (PDF 1.2MB) |
16:20 | 「X線小角散乱実験ステーションの再構築」 森 丈晴(物構研) |
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16:40 | 講 評 | 技術調整役 |
<問い合わせ先> 担 当:多田野 幹人
PHS:4083