CIQuS 量子ビーム連携研究センター

KEK

#10 地球/惑星の過去の履歴を知る(水,炭素)/環境/資源

プロジェクトリーダー
山下 翔平、木村 正雄

自然・宇宙に存在する物質は本質的に不均一であり、内部に含まれる炭素の官能基やFeの価数などの化学状態、およびその分布は、物質が辿ってきた温度、圧力などの環境を推定する重要な情報源である。一方このような物質を材料として見た場合には、材料としての特性を決める要素となる。

本研究では、炭素質コンドライト隕石をはじめとする地球外物質や、石炭・焼結鉱など採掘資源ベースの工業材料を横断的に対象とし、元素組成や化学状態とその分布を可視化して物質の過去の履歴を明らかにするほか、材料としての特性を決める指針を与える。

主要メンバー (KEK物構研)

山下 翔平,木村 正雄

連携メンバー

高橋 嘉夫(東京大)
癸生川 陽子(横国大)
関根 康人(東工大)
武市 泰男(阪大)
企業との共同研究にも展開

主な手法

X線顕微鏡(XAFS-CT,STXM,XAS/XRX/XRD,X-CT),XAFS,XRD,中性子イメージング,ミュオン特性X線分析

XAFS-CTやSTXMを用いて (a)コークス、(b)鉄焼結鉱(Ca-Fe-Si-O)、(c-e)ザグ隕石の化学状態分布を可視化した例