CIQuS 量子ビーム連携研究センター

KEK

#12 量子ビームを用いた文理融合研究

プロジェクトリーダー
下村 浩一郎、三宅 康博

高エネルギー加速器研究機構は、最先端の大型加速器を用いて幅広い分野の基礎研究を推進している。特に物質構造科学研究所では,放射光、中性子、ミュオンなどの多彩な量子ビームを用いた物質生命科学を研究している。本事業では、3つの量子ビームを活用することにより、データの量と多様性を高め、考古学・文化財研究者との共通の理解に基づく,重要資料の分析と新たな知見の提示し、理工系科学と人文科学の新たな融合研究を展開していくことを目的とする。具体的には、世界最高性能を持つ負ミュオン発生装置を利用して全国各地に存在する考古学資料・文化財に対する非破壊元素分析法を確立し、その製作時期・場所を同定する新たな手段を提供する。平行して、相補的な情報がえられる放射光や中性子などの量子ビームの活用することにより、違った視点での考古学・文化財研究に関する深い考察を行う文理融合研究プラットフォーム形成を目指す。

主要メンバー(KEK物構研)

下村 浩一郎、三宅 康博、反保 元伸、竹下 聡史

連携メンバー

齋藤 努(人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館)
沓名 貴彦(国立科学博物館)

主な手法

共通の文化財に対して、放射光により,表面近傍の詳細なイメージング、元素分析を行い、 中性子により、硬度や、残留応力を調べ、ミュオンにより、極表面から、内部にかけての非破壊元素分析、イメージングを行う。