ミュオン科学研究系活動報告2018(4-5月)

2017年 5月

◤ J-PARC MUSE施設整備状況

1. Uライン(超低速ミュオンビームライン)

 U1Aエリアでの超低速ミュオンのビームコミッショニングを継続している。先日の超低速ミュオンビームによる横磁場回転の初測定以降、さらに高磁場印加によるミュオンスピン回転スペクトルの観測に成功した。従来のパルスミュオン源では、ミュオン生成標的に打ち込まれる陽子ビームのパルス幅(~100ns)により時間分解能が決まる。超低速ミュオンは、熱エネルギーミュオニウムのレーザー共鳴イオン化により生成するため、レーザーパルスの時間幅(~8ns)が時間分解能を決める。このため従来観測することのできなかった、速い回転(高磁場)の変化を見ることができる。図は、U1Aエリアのスペクトロメータで観測した1400 ガウス(~20 MHz)の横磁場回転信号である。


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  図1 [拡大図(721KB)

 

 

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