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共同利用者支援システム

データのバックアップ手順

 各ビームラインにはバックアップ用Windows PC(USER1, USER2, ...)や解析用Linux PC(PC1,PC2, ...)が設置されており、持込ハードディスクドライブをUSB接続することで測定データや解析結果のファイルをバックアップすることが出来ます。 USBケーブルの貸し出しはサポートスタッフ(PHS 2613)までご連絡ください。 データは原則1か月ファイルサーバー上に保存しておく方針です。 バックアップに問題がありデータの長期保存を希望する場合、スタッフにその旨連絡をお願いします。


バックアップ用Windows PCを用いたバックアップ手順

  1. 持込ハードディスクドライブをUSBでバックアップ用PC(USER1, USER2, ...)に接続する。
  2. USER PCのデスクトップ上にある"Backup"のアイコンをダブルクリックする。


  3. "Backup"が起動したら[New pattern...]をクリックする。


  4. Name→Pattern Nameでパターン名を決める。


  5. Backup FromBackup Toでバックアップ元、バックアップ先を指定する。
    Windowsのエクスプローラから対象のファイルをドラッグアンドドロップしてもディレクトリを指定できます。
    • マイコンピュータを開き、"I:\"のアイコンをダブルクリックする。


    • 対象となるフォルダをドラッグアンドドロップする。


  6. Option → Confirm deletionsのチェックを外す。


  7. Timer → Repeat backup after the time periodをチェックし、適当な時間(30分など)を設定する。
    PAMを利用し、自動でデータセット測定をするときは時間を短くしてください。


  8. Pattern Setting[OK]を押し、メニューのOptions → Settingsを選ぶ。


  9. Optionウィンドウが開くので、その中のWrite log to fileのチェックを外す。


  10. [OK]を押してOptionウィンドウを閉じ、今回設定したパターン名を選択して、[Start Selected Patterns]を押すと、バックアップが開始される。 Timerでセットした時間間隔で、差分バックアップが自動実行される。


  11. 実験が終了しバックアップも完了したら、[Repeat Backup]を押し、念のために再度同期させてからプログラムを終了させるとよい。


  12. 作成したBackup Patternを残しておくことで、次回の実験時に[Modify...]からバックアップ元を変更するだけですぐにバックアップを開始できます。

解析用Linux PCを用いたバックアップ手順

  1. 持込ハードディスクドライブをUSBで解析PC(PC1, PC2, ...)に接続する。
    マウントされると以下のようなアイコンが表示されます。 ファイルシステムの名前はハードディスクドライブによって異なります、ご注意下さい。


  2. 解析PCのデスクトップ上にある"BACKUP"のアイコンをダブルクリックする。


    BACKUPが起動したら各種設定を行います。


  3. バックアップ元を指定する。
    [+]ボタンを押すとダイアログボックスが表示されるので、バックアップ元を追加してください。
    バックアップ元を選択した状態で[-]ボタンを押すと、バックアップ元の削除ができます。


  4. バックアップ先を指定する。
    [...]ボタンを押すと、ダイアログボックスが表示されます。


  5. [Backup Start]ボタンを押すと、バックアップが開始される。
    [Backup Start]ボタンが再びアクティブになれば、バックアップ終了です。
    [STOP]ボタンを押すことで、バックアップ処理を途中で中断させることができます。


  6. [Repeat Backup]にチェックを入れることで、ある時間間隔ごとにバックアップを行う。
    PAMを利用し、自動でデータセット測定をするときは時間を短くしてください。


参考:ファイルシステムによるバックアップ速度の違い

 ハードディスクのファイルシステムがFAT32のものとNTFSのものとでバックアップ速度の比較を行ったところ、NTFSのほうが実測で約3倍速いことが分かりました。 現在FAT32を使用されていて速度に不満を感じていらっしゃる方はNTFSへの変更をお勧めします。



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