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Uni-puckのPAMおよびPAM-HCへのセット

 PAMとPAM-HCによる実験を開始するときの手順です。準備するものや手順について紹介します。

PAM(BL-1A以外)へのセット

PAM-HC(BL-1A)へのセット


PAM(BL-1A以外)へのセット

  1. Uni-puckをビームラインで使用するためには、まずUni-puckをL字アダプターに装填し、それからPAMのデュワー内にセットする。
    各ビームラインには、Uni-puckを取り扱うためのワゴンがあり、必要な道具が備わっています。

  2. ビームラインに備わっているワゴン上に置いた発泡スチロール容器にL字アダプターを入る。
    発泡スチロール容器の内部には長方形のブロックが付いている。
    L字アダプターはそのブロックの上に載せて上面が水平になるように置く。

  3. J字の引っかけ棒を使ってシッピングケーンをドライシッパーから引き上げる。
    固定棒を引き抜く。Bent Tongsを使ってUni-puckを引き出す。


  4. Uni-puckはすぐに発泡スチロール容器の液体窒素の中で冷やす。L字アダプターにUni-puck側面をセットする。
    この時に出来るだけUni-puckの上面が水平になるようにセットするのがポイントです。

  5. Separator Toolsを使用して、Uni-puckをL字アダプターに押し込むと同時に蓋を外す。
    Separator Toolsに付いたUni-puckの蓋は手で取り外す。この時蓋は非常に冷たいので、素手では触れないよう注意してください。

  6. L字アダプターにはABCDと4つの位置がある。
    A、Bにセットした後に、2股の引っかけ棒を使用してL字アダプターの向きを変えてもうひとつのUni-puckをCにセットする。
    L字アダプターにはABCDと位置があり、どの位置にどのUni-puckをセットしたかは必ず覚えておいてください。

  7. 発砲スチロール内にあるL字アダプターをワゴンごと実験ハッチ内にあるPAMデュワーの近くまで持っていく。


  8. 2股の引っかけ棒でL字アダプターのAとC側を上になるように立てる。そこにハンドルを差し込む穴があり、回転させながら、カチッと言うまで差し込む。

  9. PAMデュワー内には、3箇所にカセットを設置することができる。
    L字アダプターの底の窪みがPAMデュワー内のピンにはまるようにカセットを回転させる。
    セットされたら、ハンドルを回転させてL字アダプターから引き離す。


PAM-HC(BL-1A)へのセット

  1. PAM-HCにUni-puckをセットするための必要な道具を用意する。
    各ビームラインには、Uni-puckを取り扱うためのワゴンがあり、必要な道具が備わっています。

  2. Dewarに液体窒素を入れる。
    シッピングケーンからBent Tongsを使用して、Uni-puckを取り出します。Uni-puckをDewarの中の入れる。
    Uni-puckの蓋が下側になるように、Uni-puckをひっくり返す。

  3. LoadingToolのねじが付いている棒の方をUni-puck中央のねじの部分にねじこむ。
    この状態でPAM-HCにセットする。

  4. PAM-HCには10か所Uni-puckをセットすることができる。(04Aの1つは常温測定時使用)


  5. 各セットする場所にはガイドがある。 ガイドとUni-puck側面にある半円状の凹みが合うようにセットする。
    LoadingToolのもう一つのパーツを差し込むと、Uni-puckの蓋とピンを残してUni-puckを取ることができる。
    LoadingToolに付いたUni-puckを取り外す。 この時非常に冷たいので、素手では触れないよう注意してください。
    どの位置にどのUni-puckをセットしたかは必ず覚えておいてください。



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