Uni-puckを使用して実験を開始するときの手順です。準備するものや手順について紹介します。
使用可能なクライオピンについて
これから購入される場合は、MiTeGen社のGoniometer Bases, Hampton Research社のCrystalCapまたはその互換品をお勧めします。
サンプルピンのサイズは、Sample-holder length の長さ22mmを使用してください。
各ビームラインのロボットの違い
タンパク質結晶構造解析ステーションビームラインによって試料交換用ロボットが異なります。
ビームライン
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BL-1A
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BL-5A BL-17A AR-NW12A AR-NE3A
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ロボットの名称
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PAM-HC
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PAM
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Dewar内部
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使用可能なカセット
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Uni-puckについて
Uni-puckの側面には絶対にテプラなど貼らないでください。L字アダプターにUni-puckが入りません。SPring-8をご利用の方は、ご注意ください。
Uni-puckへのサンプルの詰め方について
- サンプルを詰めるときの準備する。
- Uni-puckの蓋を取るには、LoadingToolのネジが付いている棒のほうをUni-puck中央のネジの部分にねじ込む。
そこにLoadingToolのもう一つのパーツを差し込むと、Uni-puckの蓋を取ることができる。
- Dewarに蓋を取ったUni-puckを入れて、液体窒素を入れる。
液体窒素はUni-puck上面から約1~1.5cm上までの深さで大丈夫です。液体窒素はゆっくりと少しづつ注いでください。
- 着脱用のボタンが付いたマグネティックワンドを使って、結晶をピックアップしたサンプルピンをUni-puckの中に素早く入る。
サンプルピンは1番ポートから順番に入る。また、16番ポートまですべて入れる必要はない。
- サンプルを入れ終わったら、Puck Wandを使用してUni-puckに蓋を取り付ける。
Bent TongsをUni-puckに固定してPuck Wandを回転させる様にするとはずしやすいです。
ドライシッパーへのUni-puckの詰め方について
- シッピングケーンには、半円状のガイドがある。
- Uni-puckには、半円状の凹みがある。
シッピングケーンの半円状のガイドとUni-puckの半円状の凹みがあうように入れる。
- すべてのUni-puckを入れ終わったら、固定棒を入れる。
- 液体窒素がある場合のドライシッパーへのUni-puckへ詰め方です。
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