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サンプルのセンタリング

サンプルのセンタリング方法

  1. CENTERタブをクリックしてサブ画面CENTERに切り替える。

  2. 自動でセンタリングする場合、>Auto Loop Centering<[start]ボタンを押す。

    マニュアルで行うときは、[Crystal Centering]ボタンをクリックし、以下の手順で結晶のセンタリングを行ってください。

  3. >Zoom<[Out]側の数字を押し結晶観察カメラの倍率を低倍率にする。

  4. >Brightness<のスライドバーでセンタリング画面の明るさを調整する。

  5. [+90](もしくは[-90])をクリックして+90度(-90度)回転させた後、画面上のセンタリングしたい位置をクリックする。

    2、3回繰り返すことでクリックした場所が赤十字を中心に回転するようになります。 結晶の回転は、センタリング画像内でマウスの右クリックをすることで表示されるメニューから+90, -90, +180のどれかをクリックすることでも行えます。 表示されたメニューを消したい場合は、もう一度画結晶の画像内でマウスを右クリックしてください。

  6. >Zoom<[In]側の数字を押し高倍率で再度センタリングを行う。



サブ画面の説明


  1. センタリング画面
    赤十字:横線が回転中心で、十字の位置を入射X線が通るようビーム調整されています。
    青十字:マウスの位置、マウスの動きに追従します。

  2. [Manual Exchange]、[Crystal Centering]:実験モードの切り替え
    Manual Exchange Mode:ユーザー自身によるサンプルの交換が可能なモード
    Crystal Centering Mode:サンプルのセンタリングを行うことが可能なモード

  3. >Auto Loop Centering<:自動センタリング
    [Start]を押すとクライオループの中心付近にセンタリングします。
    • ループの違いについて
      NylonLoopナイロンループのみセンタリングが可能です。
      LithoLoopナイロンループ、リソループ、マイクロマウントのセンタリングが可能です。 ただしループ径が小さい(100um以下)と失敗しやすくなります。
    中止したいときは[EMERGENCY STOP]ボタンを押してください。
    注意:結晶を判別してセンタリングをしているわけではありません。

  4. >Omega(deg.)<:回折計のオメガ軸(サンプル回転軸)の角度の設定
    [+][-]: 相対的に指定した角度だけ回転(指定角度はボタンの間にあるテキストボックスに入力)します。
    [+90][-90]:相対的に+90度(または-90度)回転します。
    [+180][-180]:相対的に180度回転(=反転)します。
    [Apply]:左隣のテキストボックスに入力した絶対角度へ移動 (絶対角度は0 - 360度に限らず任意の値を入力可能)します。

  5. >Position Registration<:Helix modeでの連続データセット測定に必要な開始位置や終了位置の登録
    詳細はHelix modeについてをご覧ください。
    [Add positions on the image]:中心位置を登録します。
    [Delete selected]:選択した位置を削除します。
    [Delete all]:登録した全ての位置をを削除します。
    [jump to]:選択した位置が中心位置に移動します。

  6. >Center(pixel)<:センタリング位置の微調整
    入力したピクセル分矢印の方向に移動します。

  7. >Initial Position<:ゴニオを初期位置に戻す
    センタリング中結晶を見失ってしまった時に[Initial Position]ボタンを押してください。

  8. >Brightness<:結晶照射用ライトの光量の調整
    スライドバーを左右に移動させることで光量が変化します。

  9. >Contrast<:センタリング画面のコントラストの変更(BL-1A変更不可)
    値を変更することで結晶照射ライトの位置が変わります。 最大値10でライトの位置が最も高くなり、値を小さくすることでライトの位置が下がります。

  10. >Zoom<:結晶観察カメラの倍率を切り替え
    数が大きくなるにつれて高倍率となります。

  11. >Crystal Image<:センタリング画面の保存
    [Capture]ボタンを押すと、Working Directory以下の Crystal ディレクトリにセンタリング画面をBMP形式で保存します。 保存ディレクトリ名およびファイル名はメニューバーの[Special]-[Files/Directories name]で変更できます。

  12. >Annealing<:秒数を指定してのアニーリング
    リモート測定でアニーリングを行いたい時にお使いください。 リストから秒数を選択するか、最長30秒までの時間を入力してください。



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