連続データセット測定の方法
- COLLECTタブをクリックしサブ画面を切り替える。
- 各パラメータを設定し、[Submit]ボタンを押してRuns表を作成する。→詳細
MAD測定での多波長回折データ測定では、1つずつ波長を選択し[Submit]ボタンを押してください。
CHOOCH サブ画面で[Confirm]ボタンを押すと、自動的に波長が入力されます。
波長をユーザー自身で入力することも可能です。
- Runs表を見て測定条件のリストを確認する。→詳細
PAMを利用した実験では用意したcsvファイルがそのままRuns表に反映されますが、UGUISからでも編集可能です。
- [Start]ボタンを押すと連続データセット測定が始まる。
測定中は露光中のファイル名や現在のデータセットの予想残り時間が表示されます。
連続データセット測定を始める前に、どういった条件で測定するのかあらかじめ決める必要があります。
それぞれの値をプルダウンメニューから選択するか、直接入力してください。
より詳細な設定を行いたいときは[Advanced ...]ボタンをクリックしてください。
- >File prefix<:ファイル名のPrefix(接頭辞)
変更したい場合は直接書き換えてください。
- >Osc. width(deg.)<:振動角 (0°は指定不可)
- >Exposure Time (sec.)<:露光時間
- >Max. resolution(Å)<:測定可能な最大分解能
現在の入射X線エネルギーとカメラのHeight(オフセット)からカメラ距離が調整されます。
- >Start (deg.)<:開始角度
- > Data range (deg.)<:角度範囲
- >From position<:開始位置
現在の位置だけでなくCenterタブの[Position Registration]フレームで登録した位置を選ぶことができます。
- >Helix mode<:Helix modeでの連続データセット測定
詳細はHelix modeについてをご覧ください。
- >Transmittance<:入射X線の透過率
波長から最適なアテネータ(Al)の厚みを計算し、入力された透過率に最も近くなるアテネータがセットされます。
また、使用されるアテネータの厚みが表示されます。
- >Beam Size<:サンプル直前のスリットの幅(BL-1A変更不可)
スクロールバーを動かす、プルダウンメニューから選択する、テキスト欄へ直接入力するなど、いずれかの動作で変更できます。
ビームサイズはほぼスリットのサイズに等しいので、センタリング画面上の紫色の四角形がビームサイズとなります。
COLLECTタブ内の[Submit]ボタンを押すことで自動的にRuns表が作成されます。
Screenタブ、Centerタブ、XAFSタブなどで設定した値もRuns表に反映されますが、測定前に編集することが可能です。
表の左端(第一列)の行番号をクリックすると行を選択することができ、選択行は緑色にハイライトされます。
PrefixはCOLLECTタブ内でも変更可能ですが、保存ディレクトリ名やWorking Directoryの変更は、メニュバーの[Special]-[Files/Directories name]より行ってください。
Working Directoryを変更しますと表の全内容がクリアされますのでご注意ください。
- [Copy selected]
選択したRunの条件を下の行へ追加します。 Run番号は自動的にカウントアップされます。
- [Delete selected]
選択したRunを削除します。
- [Delete All]
表にあるすべての条件を削除します。
- [Start]
連続データセット測定を開始します。測定は1行目の条件から順に実行されます。
- [Stop]
連続データセット測定を強制停止します。
露光中に押した場合、露光終了後に連続測定が停止します。
PAMを用いた実験でこのボタンを押すと、露光終了後ロボットは自動的に現在のサンプルを回収し、次のサンプルをマウントします。
CENTERタブやCOLLECTタブ内にある[Advanced ...]ボタンを押すと、さらに詳細な設定が可能となります。
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- >Detector position<
- Distance
サンプル - 検出器間の距離
- Height
検出器の高さのオフセット値
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