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KEK
高エネルギー加速器研究機構
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KEK IMSS 放射光科学研究施設
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構造生物学研究センター
KEK User Information
共同利用者支援システム

連続データセット測定


連続データセット測定の方法

  1. COLLECTタブをクリックしサブ画面を切り替える。

  2. 各パラメータを設定し、[Submit]ボタンを押してRuns表を作成する。→詳細
    MAD測定での多波長回折データ測定では、1つずつ波長を選択し[Submit]ボタンを押してください。 CHOOCH サブ画面[Confirm]ボタンを押すと、自動的に波長が入力されます。 波長をユーザー自身で入力することも可能です。

  3. Runs表を見て測定条件のリストを確認する。→詳細
    PAMを利用した実験では用意したcsvファイルがそのままRuns表に反映されますが、UGUISからでも編集可能です。

  4. [Start]ボタンを押すと連続データセット測定が始まる。
    測定中は露光中のファイル名や現在のデータセットの予想残り時間が表示されます。


各パラメータについて

 連続データセット測定を始める前に、どういった条件で測定するのかあらかじめ決める必要があります。 それぞれの値をプルダウンメニューから選択するか、直接入力してください。 より詳細な設定を行いたいときは[Advanced ...]ボタンをクリックしてください。

  • >File prefix<:ファイル名のPrefix(接頭辞)
    変更したい場合は直接書き換えてください。

  • >Osc. width(deg.)<:振動角 (0°は指定不可)

  • >Exposure Time (sec.)<:露光時間

  • >Max. resolution(Å)<:測定可能な最大分解能
    現在の入射X線エネルギーとカメラのHeight(オフセット)からカメラ距離が調整されます。

  • >Start (deg.)<:開始角度

  • > Data range (deg.)<:角度範囲

  • >From position<:開始位置
    現在の位置だけでなくCenterタブ[Position Registration]フレームで登録した位置を選ぶことができます。

  • >Helix mode<:Helix modeでの連続データセット測定
    詳細はHelix modeについてをご覧ください。

  • >Transmittance<:入射X線の透過率
    波長から最適なアテネータ(Al)の厚みを計算し、入力された透過率に最も近くなるアテネータがセットされます。 また、使用されるアテネータの厚みが表示されます。

  • >Beam Size<:サンプル直前のスリットの幅(BL-1A変更不可)
    スクロールバーを動かす、プルダウンメニューから選択する、テキスト欄へ直接入力するなど、いずれかの動作で変更できます。 ビームサイズはほぼスリットのサイズに等しいので、センタリング画面上の紫色の四角形がビームサイズとなります。


Runs表について

 COLLECTタブ内の[Submit]ボタンを押すことで自動的にRuns表が作成されます。 Screenタブ、Centerタブ、XAFSタブなどで設定した値もRuns表に反映されますが、測定前に編集することが可能です。 表の左端(第一列)の行番号をクリックすると行を選択することができ、選択行は緑色にハイライトされます。 PrefixはCOLLECTタブ内でも変更可能ですが、保存ディレクトリ名やWorking Directoryの変更は、メニュバーの[Special]-[Files/Directories name]より行ってください。 Working Directoryを変更しますと表の全内容がクリアされますのでご注意ください。

  • [Copy selected]
    選択したRunの条件を下の行へ追加します。 Run番号は自動的にカウントアップされます。
  • [Delete selected]
    選択したRunを削除します。
  • [Delete All]
    表にあるすべての条件を削除します。
  • [Start]
    連続データセット測定を開始します。測定は1行目の条件から順に実行されます。
  • [Stop]
    連続データセット測定を強制停止します。 露光中に押した場合、露光終了後に連続測定が停止します。 PAMを用いた実験でこのボタンを押すと、露光終了後ロボットは自動的に現在のサンプルを回収し、次のサンプルをマウントします。

参考:Snapshot And Collect Advanceについて

 CENTERタブやCOLLECTタブ内にある[Advanced ...]ボタンを押すと、さらに詳細な設定が可能となります。




  • >Detector position<
    1. Distance
      サンプル - 検出器間の距離
    2. Height
      検出器の高さのオフセット値



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