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last update:04/09/03  
  プレス・リリース 〜 04-06 〜 For immediate release:2004年7月9日
 
 
高校生を対象とした新素粒子発見プログラム
B−Lab(ビー・ラボ)の完成について

 
高エネルギー加速器研究機構 
 
 
国際共同研究実験グループBelle(ベル)は、高校の科学クラブなどを対象に新粒子の探索に参加することが可能な新素粒子発見プログラム「B-Lab(ビー・ラボ)」を完成させた。
 
B-Labの参加者は、Bファクトリー実験で収集されたデータの一部をインターネットを通じて入手し、実際のデータをもとに新粒子の発見を目指すデータ解析プログラムを開発することができる。
 
このプログラムにより新粒子が発見された場合、Belleグループが検証を行ない、事実であることが確認されれば、発見者の名前が論文に掲載される。
 
高エネルギー加速器研究機構(KEK)では、粒子と反粒子の物理法則の違いを調べるためのBファクトリー計画が進行中である。この計画ではBelleグループが5年間に渡って実験を続け、B中間子における「CP対称性の破れ」の発見のほか、さまざまな新しい物理現象を発見するなど、世界的に注目を浴びる成果をあげている。
 

B-Lab:新しい粒子発見のためのデータ公開プログラムのページ    
http://belle.kek.jp/b-lab
    

 
 (本件問い合わせ先)
高エネルギー加速器研究機構
素粒子原子核研究所 教授
  山 内 正 則
   TEL:029-864-5352
   E-mail:yamauchi@bmail.kek.jp
 

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