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last update:09/01/06
プレス・リリース
〜 09-01 〜 For immediate release:2009年1月6日
ノーベル物理学賞を受賞した小林誠名誉教授に対し特別栄誉教授の称号授与を決定
大学共同利用機関法人
高エネルギー加速器研究機構
高エネルギー加速器研究機構は、昨年12月26日、ノーベル物理学賞を受賞した本機構名誉教授の小林誠氏に、特別栄誉教授の称号を授与することを決定しました。
本機構の特別栄誉教授は、機構に対する著しい学術の貢献があった者に対し、その功績を顕彰するもので、本機構が特別栄誉教授の称号を授与する初めての事例となります。
【授与理由】
素粒子物理学の理論的研究において、標準模型におけるCP対称性の破れを説明する先駆的な「小林・益川理論」を提唱した。
そしてこの理論は、本機構のBファクトリー実験において検証され、その正しさが確認されたことにより、平成20年12月10日ノーベル物理学賞を受賞し、日本及び本機構の研究レベルの高さを改めて世界に知らしめることとなった。
また、同氏は、本機構においてBファクトリー実験を理論的側面から支え、更に素粒子原子核研究所長及び理事として実験・研究を指揮し、日本における高エネルギー物理学等に関する多くの研究成果の達成に主導的役割を果たした。
同氏は、これまでに仁科記念賞、日本学士院賞、米国物理学会J.J.Sakurai賞、朝日賞、中日文化賞、文化功労者、欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞、文化勲章などを受賞している。
【授与式】
本年2月1日、つくば市内で開催予定の本機構主催のノーベル物理学賞受賞祝賀会において授与する予定。
【本件に関する問い合わせ】
高エネルギー加速器研究機構
広報室長
森 田 洋 平
TEL:029-879-6047
copyright(c) 2009, HIGH ENERGY ACCELERATOR RESEARCH ORGANIZATION, KEK
〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1
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