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last update:05/12/22  
新素粒子発見プログラムB-Lab実習を開催
 
12月20日から22日にかけて、KEK3号館会議室において新素粒子発見プログラムB-Lab(ビー・ラボ)の実習が行われました。今回参加したのは、京都からの高校生です。

B-Labプログラムは、Belle実験で収集されたデータの一部をインターネットを通じて公開し、「新粒子探索」を行ってもらうものです。昨年から始まったこのプログラムには、高校の科学クラブや高校の理科の先生を中心に現在では200人を超える参加者があり、Belle実験グループの研究者が高校に出かけての出前授業も行ってきました。今回のように、高校生がBelle実験の現場であるKEKでB-Lab実習を行うことは初めてです。

参加した高校生は、時に「難しい」と漏らしながらも真剣に新粒子の探索に取り組んでいました。また、最終日には、実際に自分達が解析したデータを採取しているBelle測定器を見学していきました。

B-Labプログラムを担当しているKEK素粒子原子核研究所の野崎忠男氏は、「今回のようにKEKに来てもらっての実習も歓迎。実習と合わせて、実際の実験現場を見てもらえるのはいいこと。」とこのプログラムの更なる展開に期待を覗かせています。
 
関連情報: B-Lab:新しい粒子発見のためのデータ公開プログラムのページ
 
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