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last update:05/05/09
基礎科学フォーラム
「宇宙創成の謎に挑む最先端加速器」講演会開催のお知らせ
ポスター(PDF 215KB)
「宇宙は何故斯くあるのか?」人類による自然の神秘への挑戦は、前世紀において我々の日常のスケールを超えて、ミクロの世界「素粒子」とマクロの世界「宇宙」の探求へと発展しました。ミクロの世界を探るために開発された素粒子加速器は、宇宙誕生直後の超高温状態を地上に再現し、ここにおいて宇宙創成の謎を解くことと素粒子の研究が深く結びつきました。
人類の飽くなき自然の探求から生まれた最先端の素粒子加速器は、放射光源など以前には考えられなかった画期的な技術を生み、物質科学や生命科学などの飛躍的な進展を引き起こしてきました。また、現代社会の構図を一変させたインターネット技術は、国境を越えて発展する素粒子物理学研究での必要性から生まれたものです。このように目的指向ではなく純粋に好奇心に根ざした基礎科学の研究は、これまで多くの思いもかけない波及効果をもたらしてきました。
一方で、最先端の加速器は大型化して莫大な費用を必要とし、国際協力によって進める世界規模のプロジェクトとなってきました。宇宙創成の謎に挑み、人類の知的文化に貢献するため、我が国はそのような世界的なプロジェクトにどう取り組むべきでしょうか。
本フォーラムでは、最先端加速器が切り拓く素粒子と宇宙の姿を紹介するとともに、我が国における基礎科学のための大規模プロジェクトの将来を展望していきたいと思います。
日時:平成17年5月29日(日)13:00開場
会場:東京ビッグサイト レセプションホールA
入場無料 定員500名 (先着順)
[講演内容]
「はじめに」 野崎光昭氏(神戸大学教授、JAHEP委員長)
「素粒子と宇宙」
小柴昌俊氏(東京大学特別栄誉教授)
「最先端加速器で宇宙の謎に迫る」
駒宮幸男氏(東京大学教授)
「加速器の波及効果」
木原元央氏(日本加速器学会会長)
「第3期科学技術基本計画への展望」
有本建男氏(文部科学省)
「巨大科学がになう知的役割と経済的意義」
立花隆氏(ジャーナリスト)
詳しくはこちらをご覧ください:
http://www.jahep.org/forum/
【問い合わせ先】
高エネルギー物理学研究者会議事務局(
JAHEP
)
e-mail:
hecsec@jahep.org
tel: 078-803-5641
主催:
高エネルギー物理学研究者会議
共催:
日本加速器学会
/
高エネルギー加速器研究機構
協賛:
日本物理学会
後援:
日本科学未来館
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