国際リニアコライダー(ILC)の基本デザイン策定チーム(GDE: Global Design Effort)のアジア地域の責任者に野崎光昭教授が選ばれました。これは前責任者の高崎史彦教授(前リニアコライダー計画推進室長)がKEK素粒子原子核研究所長となり、昨年5月から努めてきたアジア地域責任者を辞任することをうけてのものです。
野崎教授は、BESS実験やATLAS実験を積極的に推進してこられる一方、ILC計画に関してもその発足当時から同計画の推進に尽力してこられました。また、ACFA(Asian Committee for Future Accelerator)の委員としてアジア地域の加速器科学の連携強化に尽くしておられます。