6月18日に東京大学安田記念講堂において、公開講演会「KEKが切り拓く知の地平」を開催しました。
講演会は、
まず鈴木厚人機構長が「KEKが切り拓く知の地平」と題して、素粒子物理から生命科学至るまでKEKが取り組む先端基礎科学の紹介をした後、戸塚洋二前機構長が「科学技術創造立国と素粒子物理(ビッグサイエンス)」と題して、科学技術の振興に国家的な取り組みが重要であることを述べました。続いて素粒子原子核研究所の北澤良久教授が「小林・益川理論と物質・時空の起源」と題して、また、物質構造科学研究所の若槻壮市教授が「放射光と生命科学」と題して各研究所における研究を紹介し、最後に、小間篤前物質構造科学研究所所長が、自身が携わってきた研究を「物質科学の魅力」として紹介しました。
会場には雨模様の天候にもかかわらず500人を超える聴衆が集まり、それぞれの講演に熱心に耳を傾けていました。
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