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last update:07/07/06  
 
小林誠氏と益川敏英氏が欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞を受賞
 
 
image 2007年の欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞(EPS High Energy and Particle Physics Prize)が、小林誠氏(KEK名誉教授)と益川敏英氏(京都産業大学教授)に授与されることになりました。今回の両氏の受賞は、第3世代のクォークの存在を予言し、標準理論におけるCP対称性の破れのメカニズムを説明する理論を提唱したことによります。

小林氏と益川氏は、1973年に3世代6種類のクォークの存在とそれらの世代間混合によるCP対称性の破れを提唱しました。1995年には、6種類のクォークが発見され、2001年にはKEKのBelle実験とSLACのBaBar実験でB中間子と反B中間子におけるCP対称性の破れが確認されました。

今回両氏が受賞した同賞は、高エネルギー物理学分野・素粒子物理学分野において、権威ある賞のひとつとされています。
 
  【関連サイト】
小林名誉教授の詳しい経歴
欧州物理学会
Belle実験の紹介
KEK webニュース 「世界を変えた一つの論文」
京都大学
京都産業大学
【本件の問合わせ先】
高エネルギー加速器研究機構
  広報室長
   森 田 洋 平
    TEL : 029-879-6047
 
 
授賞式の様子
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