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last update:07/06/11  
原子核物理学国際会議INPC2007 日本で開催
 
 
6月4日内閣府日本学術会議及び社団法人日本物理学協会主催、高エネルギー加速器研究機構、理化学研究所、日本原子力研究開発機構、大阪大学核物理研究センター、財団法人湯川記念財団の共同主催により、「原子核物理学国際会議INPC2007」の開会式が、東京国際フォーラムにおいて開催されました。この国際会議は3年に一度開かれ、日本での開催は、77年以来30年ぶりです。
 
開会式及びレセプションには天皇皇后両陛下が出席されました。
開会式は、有馬朗人(財)日本科学技術振興財団会長の司会の下、永宮正治組織員会委員長(J-PARCセンター長)の挨拶に始まり、坂東昌子(社)日本物理学会会長、金澤一郎内閣府日本学術会議会長、アラン・アストベリー国際純粋・応用物理学連合会長、高市早苗内閣府特命担当大臣、池坊保子文部科学副大臣の挨拶があり、閉会の辞としてノーベル物理学賞受賞者ツンダオ・リーコロンビア大学教授が挨拶されました。
 
天皇陛下は、「この分野の研究成果が、世界の平和と人類の幸せに役立っていくことを、切に祈るものであります。」とお言葉をのべられました。
 
この原子核物理学国際会議INPC2007には38カ国から780人の参加登録があり、「21世紀における原子核物理の潮流」をメーンテーマに、世界の英知を集め、原子核物理学の基礎研究から応用研究に至る世界トップレベルの研究成果を討論するものです。
 
永宮委員長は「21世紀に日本に生まれた2つの世界的大型加速器(RIビームファクトリーとJ-PARC)へ、世界の原子核研究者を惹きつけ、日本が世界のリーダーに躍進しようとする会議としたい」と抱負を述べました。
 
また、開会式に先だち6月3日には湯川秀樹氏生誕百年を祝い、一般向け講演会が行われました。この原子核物理学国際会議INPC2007は、6月8日まで、東京国際フォーラムにて開催されました。
 
 
関連サイト: INPC のwebページ
 http://www.inpc2007.jp/
陛下のお言葉のwebページ
 http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/okotoba-h19-01.html#19kokusaikaigi
 
 
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