>ホーム>ニュース >トピックス >この記事		last update:08/09/22
放射線検出器用集積回路製作講習会を開催     ９月８日〜12日の５日間、KEK測定器開発室主催の放射線検出器用集積回路製作講習会が開催されました。   集積回路技術は身の回りの電気製品に広く使用されており我々にとって欠かせない技術です。KEKにおいては、新しい現象を発見する為の技術の一つとして、検出器の開発と伴に、集積回路技術を基に放射線検出器用の"特定用途集積回路（ASIC）"を開発してきました。本講習会は、ここで培われたASIC設計技術を他大学等へ還元し日本における計測技術の更なる発展を目的とし、KEK大学等連携支援事業、素粒子原子核研究所エレクトロニクスシステムグループの協力により行われました。   講習会は実際のASIC製造用シリコンプロセスを中心に、トランジスタの動作、回路設計、集積回路レイアウトなどについてそれぞれ講義と実習を行ないました。５日間で32人の研究者及び学生が参加し、集積回路技術を実験に取り入れるため、プロセス及びASIC設計の基礎的知識、KEKで開発されたアナログライブラリの使用方法などを学びました。今後、参加者の一部はこれらを基に実際にASICを製作する予定です。     関連サイト： ASIC講習会のwebページ 　http://www-online.kek.jp/Seminar/asicseminar.html KEK測定器開発室のwebページ 　http://rd.kek.jp/

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