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last update:08/10/09
南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏が2008年ノーベル物理学賞受賞
10月7日(火)日本時間午後7時15分頃、スウェーデン王立科学アカデミーは今年のノーベル物理学賞受賞者を発表しました。受賞者はシカゴ大学名誉教授の南部陽一郎氏、高エネルギー加速器研究機構 名誉教授の小林誠氏、京都産業大学理学部教授・京都大学名誉教授の益川敏英氏です。
南部氏は、自発的対称性の破れという概念を素粒子理論に適用し、素粒子に質量が生まれる仕組みや、真空が素粒子に与える影響の解明に大きく貢献しました。
小林・益川両氏は、クォークが3種類しか発見されていない当時の1973年に、物質を構成する基本粒子クォークが6種類あれば、「CP対称性の破れ」が自然に説明できるという先駆的な理論(小林・益川理論)を提唱しました。
南部氏、小林氏、益川氏の受賞は、日本人の素粒子物理学分野への貢献が国際的にも評価された現れといえるもので、皆さんとともに喜びたいと思います。
ノーベル賞特集ページはこちら
・
ノーベル財団:受賞についての発表 (日本語 PDF)
・
KEK webニュース 「物理学とともに歩む 〜 南部陽一郎先生講演会 〜」
・
KEK webニュース 「世界を変えた一つの論文 〜 小林・益川理論 〜」
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