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last update:09/03/02  
2009ASClogo 『2009アジアサイエンスキャンプ』開催
 
 
平成基礎科学財団、KEKおよび東京大学素粒子物理国際研究センターは、『2009アジアサイエンスキャンプ』を今年8月につくば市で開催します。
 
アジアサイエンスキャンプとは、世界のトップクラスの科学者との議論と対話を通じた科学の才能ある若者への啓発と、アジアにおける次世代の学生たちの間の国際的友好と今後の協力促進を目的としています。アジア各国の高校3年生から大学生を対象に、2007年台湾、2008年インドネシアで開催されており、第3回目となる2009年は日本がホスト国となります。
 
日本国内については、全国の大学・高等専門学校・高校に募集要項の発送を近日行い、5月8日の応募締切後、運営委員による選考を経て参加者を決定する予定です。
 
 
平成基礎科学財団理事長の小柴昌俊先生からのメッセージ:
 
  アジアサイエンスキャンプは1986年のノーベル賞受賞者であるY. T. Lee 先生と私が、2005年にリンダウ会議で出会ったことから始まりました。リンダウ会議はドイツで50年以上続く伝統ある会議で、ノーベル学者とこれから科学の研究を始める若い方々との間の橋渡しをすることを目的としています。Lee 先生と私はこのような会議をぜひアジアでも開催したいと考えました。2007年から始まったアジアサイエンスキャンプは、今回日本で行われることとなりました。トップレベルの科学者と交流することで、若い方々が将来進む道を見つけることの助けになればと期待しています。
 
 
鈴木厚人KEK機構長からのメッセージ:
 
  このたび第3回アジアサイエンスキャンプを2009年8月2日から8月8日まで茨城県つくば市で開催することになりました。このイベントには平成基礎科学財団、高エネギー加速器研究機構、東京大学素粒子物理国際研究センターの共催のもと、ノーベル賞学者を含むトップレベルの研究者、アジア各国から次世代を担う若手が参加します。アジアサイエンスキャンプは、将来の科学を担う若者が合宿形式でノーベル賞受賞者と直接語り合い、斬新な研究がどのようにして行われたかを聞く大変貴重なチャンスです。またアジアからの参加者との交流は、国際性を広げる絶好の機会となることでしょう。この会議を成功させるために力を尽くしていきたいと思っています。
 
 
アジアサイエンスキャンプについての概要はこちらをご覧ください。
 
アジアサイエンスキャンプ公式ホームページ
国内向け募集サイト
 http://asc09.kek.jp(英語)
 
http://asc09.kek.jp/ja(日本語)
 http://asc09.kek.jp/mob(携帯)
 
 

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