平成基礎科学財団理事長の小柴昌俊先生からのメッセージ:
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アジアサイエンスキャンプは1986年のノーベル賞受賞者であるY. T. Lee 先生と私が、2005年にリンダウ会議で出会ったことから始まりました。リンダウ会議はドイツで50年以上続く伝統ある会議で、ノーベル学者とこれから科学の研究を始める若い方々との間の橋渡しをすることを目的としています。Lee 先生と私はこのような会議をぜひアジアでも開催したいと考えました。2007年から始まったアジアサイエンスキャンプは、今回日本で行われることとなりました。トップレベルの科学者と交流することで、若い方々が将来進む道を見つけることの助けになればと期待しています。
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鈴木厚人KEK機構長からのメッセージ:
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このたび第3回アジアサイエンスキャンプを2009年8月2日から8月8日まで茨城県つくば市で開催することになりました。このイベントには平成基礎科学財団、高エネギー加速器研究機構、東京大学素粒子物理国際研究センターの共催のもと、ノーベル賞学者を含むトップレベルの研究者、アジア各国から次世代を担う若手が参加します。アジアサイエンスキャンプは、将来の科学を担う若者が合宿形式でノーベル賞受賞者と直接語り合い、斬新な研究がどのようにして行われたかを聞く大変貴重なチャンスです。またアジアからの参加者との交流は、国際性を広げる絶好の機会となることでしょう。この会議を成功させるために力を尽くしていきたいと思っています。
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