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last update:09/09/24
放射線検出器用FPGA講習会を開催
8月31日〜9月4日の5日間、KEKエレクトロニクスシステムグループ主催の放射線検出器用FPGA講習会がKEK「加速器科学総合支援事業」の後援により開催されました。学部生および修士課程学生17人がFPGA回路設計技術を学びました。
Field Programmable Gate Array(FPGA)は近年実験で広く使われるようになった集積回路の一種です。自分で設計したデジタル回路をFPGAにソフトウエアの様にダウンロードする事でオリジナル集積回路を簡単に作る事ができます。実験の多チャンネル化、、高機能化に対応するため専用回路が必要とされるため広く使われるようになっています。講習会はFPGA技術をさらに実験に取り入れてもらえるように入門者を対象に開催されました。
前半は講義中心に行われデジタル回路や設計手法などの基礎を学び、簡単な回路を設計しました。後半は実践的な内容である半田付けや自ら選んだ課題の設計製作を行いました。半田付けでは実習で使用する基板を製作したり、課題自習では設計からFPGAの動作確認まで行いました。パルスジェネレータやKEKで開発されたネットワーク処理ボードを使用して取得データをネットワークでコンピュータに転送する回路開発など実践に応用できる技術を習得しました。
関連リンク:
放射線検出器用FPGA講習会のwebページ
KEKエレクトロニクスシステムグループのwebページ
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