>ホーム>ニュース >トピックス >この記事		last update:09/09/09
GRACEスクール開催     8月31日〜9月3日の3日間、KEK素粒子原子核研究所と計算科学センターが主催するGRACEスクールが開催されました。   GRACEスクールは、素粒子物理学実験および理論専攻の大学院生を対象とし、自動計算システムGRACEを用いて素粒子散乱の理論的な予言値を自分で求め、実験解析に必要なイベントジェネレータのソフトウェアを作れるようになることを目的としています。計算の基礎となる理論的な背景についての講義から実際の計算やソフトウェアの作成まで、豊富な演習を通して実践的に行うものでした。最終日には、この秋に再開するLHC実験やBelle実験、スーパーカミオカンデ実験など、各受講生が携わっている研究プロジェクトに関連した課題について、計算結果の発表が行われました。   今年のスクールは、募集人員ちょうどの10名の方から参加申し込みがありました。受講生の学年は、修士１年から博士２年にわたる混合構成となりました。   今回は第１回目であり、主催者側も半分手探りの状態でしたが、合宿形式で行われたスクールでは、課題を完成させるために夜遅くまで、作業と議論を続ける受講生の熱意があふれる４日間でした。     関連サイト： GRACEスクールのwebページ http://minami-home.kek.jp/GRACE-school/

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