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last update:09/09/28
第10回ハイパー核及びストレンジ粒子物理学に関する国際会議(Hyp-X)を開催
第10回ハイパー核及びストレンジ粒子物理学に関する国際会議(Hyp-X)が東海村リコッティにて2009年9月14日から18日に開催されました。この国際会議は、J-PARCのハドロン実験施設の主要な研究テーマの1つである"ストレンジクォーク"を持った原子核や粒子に関する国際会議で、3年毎に開かれています。今回はJ-PARCの完成を記念して、J-PARCのある東海村にて行い、国内外の研究者合わせて180名が参加し、41件の招待講演と54件の一般講演のほか、ポスター発表やJ-PARCハドロン実験施設への見学会も行われました。
J-PARCに関しては、西川公一郎素粒子原子核研究所長と永宮正治J-PARCセンター長のあいさつの中で概要の紹介があったほか、整備の進むビームラインや実験装置の進捗状況の報告や、そこで行われる実験計画や関連する多数の理論研究の報告がなされ、今秋からの本格的な実験開始に大きな期待が寄せられました。会議では、その他、現在稼働中の実験施設からの新しい結果の報告や実験結果の解釈をめぐる激しい議論がなされました。
次回は2012年にバルセロナで開催される予定です。J-PARCから数多くの新しい実験結果が報告されることが期待されます。
関連サイト:
Hyp-XのWebページ(英語)
http://www-conf.kek.jp/hyp2009/
全体集合写真
西川公一郎素粒子原子核研究所長のあいさつ
J-PARC見学会。グループに分かれ、ハドロン実験施設のK1.8エリアで説明を聞く参加者たち
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